経鼻内視鏡・鼻からの胃カメラ
鼻から挿入する胃カメラ、経鼻的胃内視鏡検査がテレビなどのマスコミで紹介されています。
口からの胃カメラと比べると鼻からの胃カメラは苦痛が少ないとされ、両方の検査を受けた人の約9割が次回からも鼻からの胃カメラを希望するという報告もあるほどです。
町田エールクリニックでは2009年7月にオリンパスより販売された最新型の直径5.5mm(先端0.5mm)の胃内視鏡を導入いたしました。
苦しくない内視鏡の一つの選択肢として提供しております。
当院で行っている経鼻内視鏡の特徴
- 当院は日本消化器内視鏡学会の認定指導医である院長が検査に当たります。
内視鏡スコープは検査一件ごとに確実に消毒・洗浄をしております。
院長は30年に内視鏡検査を6000件以上経験しているベテランです。
7月の開院以来、経鼻内視鏡を9割の方が希望されています。 - 丁寧な説明を心がけております。
検査中に画像をご本人にお見せしながら説明をしております。 - ピロリ菌の検査・除菌を行っております。
食道色素内視鏡検査
当院では今年初めより、通常の経鼻内視鏡検査に加え、ヨード(ルゴール液)を使った色素内視鏡を開始しました。
がん年齢の方全員に施行し、通常内視鏡では見えない早期食道がんの発見に努めております。
経鼻内視鏡のメリット
- 鎮痛剤を使うのと比べ、薬による副作用が少なく安全な検査です。
検査後にすぐ仕事をすることも可能 - カメラの径が細かいため通常径のファイバーに比べはるかに痛み、反射が少ない。
- 検査中に自由に会話が出来る。
検査時間と日程
検査時間は約10分程度です。
8時30分より開始します。
鼻、喉の麻酔などがありますので、準備を含めますと約30分かかります。
月、火、水、金、土に行っております。
御来院の際は保険証をお忘れなく。
ご予約方法
内視鏡検査の予約は原則として外来受診時ですが、電話予約(午後)も可能です。
実績報告
当院、経鼻内視鏡検査成績(H21.7~H25.5)
総合検査件数:537件
- 逆流性食道炎:83人
- 食道静脈癌:2人
- 胃癌:6人(早期3人、進行期3人)
- 胃潰瘍:76人
- びらん性胃炎:6人
- 慢性胃炎:261人
- 胃ポリープ:34人
- 十二指腸潰瘍:26人
- 十二指腸ポリープ:8人 他
早期検査受診により、早期胃がんの発見に役立ちます。
ピロリ菌陽性の慢性胃炎の方は除菌により(保険診療)胃癌のリスクを大きく減らせます。